2012年11月22日
循環する資源と食糧☆南風原町のぞみの里を視察しました
いきなりとん(豚)ちゃんの写真です
昨日は、南風原町エコセンター主催で「のぞみの里」視察に行ってまいりました
南風原町では、生ごみを減らすためにエコセンターを中心として様々な
啓蒙活動などを行っています
まずはごみについてのレクチャーをエコセンターで受けて、役場の車で現地へ
NPO法人のぞみの里では、町内のコンビニ、学校給食センター、保育園、
活動に協力する家庭から出る生ごみを回収し豚の肥育飼料や堆肥にしています
丁寧に仕分け
とうもろこしの芯の部分は固くてとんちゃんは食べないので、芯を取り除きます
手作業で丁寧に生ごみを仕分けしていきます
とんちゃん飼料になるのは、コンビニと学校給食から回収したものだそうです
それと同時にサラダ油などの廃油を回収してバイオ燃料としてごみ回収車や
飼料を作る機械の燃料として利用しています
集められた廃油
育てたとんちゃんは町内の学校給食、保育園の給食、エコセンターに販売し
とんちゃんの糞と生ごみから作られた堆肥は豚舎の近くにある畑へ入れて
野菜を育てています
肥育して半年くらいでとんちゃんは出荷されます
燃えるごみの30~40%は生ごみ
生ごみの80%は水分
水分の多いごみを燃やすとごみ処理施設に負担がかかるのだそうです
燃やされた後の灰は海を埋め立てて作られた最終処分場へ運ばれます
最終処分場もあと20年で満杯になると予想されています
できるだけごみを生まないように私たちの生活を変換して
のぞみの里が行っているような取り組みが広がることが必要でしょう
Posted by bejicomi okinawa at 11:29│Comments(0)
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